護国寺(文京区)で行われたダライラマ14世による、東日本大震災犠牲者への四十九日特別慰霊法要に参列する。
護国寺に入ると、セキュリティチェックのための行列ができていた。チェックを受け、本堂への石段を上がると、びっしりと並べられた椅子に人々は座っていた。
本堂前には巨大液晶スクリーンが4台設置
本堂へと進む僧侶たち
本堂の前で、振り返るダライラマ法王14世
ダライラマ法王による東日本大震災犠牲者の四十九日特別慰霊法要が始まる。スクリーンには、ダライラマ法王が映り、境内に読経が響き渡った。熱心に手を合わせ、目に涙を浮かべる人もいた。
49日法要に参列した3000人以上の方々
ダライラマ法王、チベット仏教者、日本の仏教者の言霊によって、
護国寺に参集した3000人以上の魂たちは、祈りの渦に包まれた。
ダライラマ法王は、その存在そのものが人々に力を与えてくれる。
3.11の東日本大震災と福島原発事故によって、失ったものの大きさ。
今尚つづく、目に見えないモノへの恐れ。
何が本当に大切なのかを問われはじめた。
会場で何人もの魂と再会できたことに感謝しつつ・・・・
5月2日からしばらく、東北の被災地に行きます。
須田郡司 拝