ラパスから国境を越え、チリのアントファガスタへやってくる。いきなり海抜近くなると酸素の濃さを実感できる。
チリは14年ぶりだが、ボリビアと比べるとかなり快適度は高い。
ミクロバスに乗って、ラ・ポルターダと呼ばれる奇岩を訪ねる。


展望台では、何やら人々が集まっていた。断崖のテラスに近付くと、インディヘナの民族衣装を着た人達がフォルクローレの演奏をしていた。

笛と太鼓の音が心地よく響く。何かのイベントなのか、観光客はその演奏に合わせて踊っていた。演奏が終わり、記念写真を撮らせてもらう。

このアントファガスタは、かつてボリビア領だったので、インディヘナの人々も多いのだろう。
断崖絶壁の眼下に荒れた海が広がり、その奥にラ・ポルターダが見えた。


岩には丸い穴が空いていて、まるで和歌山の円月島のようだ。残念ながら、断崖の浸食のため、下に降りる道は閉鎖されていた。
アントファガスタの町から北に16kmにあるラ・ポルターダは、すべてのミクロバスに画が描かれていた。

ラ・ポルターダは、まさにアントファガスタのシンボルである。
しばらく、標高4000m近い高地にいたためか、海風を浴びながらラ・ポルターダを眺めていると、心身ともにリフレッシュすることができた。

チリ、サンチャゴにて
2月23日、48度目の生誕に 郡司 拝
今後の予定:本日サンチャゴからアルゼンチンのメンドゥーサへバスで移動します。